Google Adsenseのイメージ広告

最近Google Adsenseから「テキスト広告とイメージ広告の両方を表示して広告収益をアップ」と題するメールが届きました。

僕のサイトはイメージ広告を非表示にしてテキスト広告のみを表示させていたのですが、Google からは「イメージ広告の方が広告単価が高い傾向があるし、一般的にはテキスト広告とイメージ広告の両方を掲載する方が成果が高くなりますよ」というアドバイスが来たわけです。

これまでは、僕が自分のサイトに表示されるイメージ広告を見て「これは駄目だ」と思っていたので、イメージ広告を非表示にしたのですが、統計的にはそうではない、と。

それなら一度だまされたと思ってやってみるか、と、すべての広告でイメージ広告の掲載を許可してみました。そうしたら、案の定、ほとんどすべてのイメージ広告がアメリカンエクスプレス。これは非常に気に入らないので、アメリカンエクスプレスのURLを調べてシャットアウト。そして2日間置いて様子を見たら…

イメージ広告のクリック率はさほどテキスト広告と変わらないようですが、Google Adsenseの連絡にあった通り、テキスト広告よりもイメージ広告の方がクリック単価が高い傾向があります。クリック率が変わらないのであれば、イメージ広告を拒否する理由は何もありません。

もう少しイメージ広告の掲載を続けてデータをとってみようと思います。

電子ブック「iPhone, iPad で読むスペイン語から学ぶフランス語電子ブック版」が売れた

電子ブック「iPhone, iPad で読むスペイン語から学ぶフランス語電子ブック版」が初めて売れました。この電子ブックはWEB「スペイン語からのフランス語学習」に掲載している記事を再編集して電子ブック化したもので、WEBならば無料で読めるもの。それでも売れる時には売れるのですから面白いですね。

小論文の書き方の電子ブックも、WEBサイトの記事を作り変えただけですが、たまに売れていますし、携帯用の機器で読みたい、というニーズはやはりあるのですね。売れる数は僅かですが、WEBの記事を電子ブックの ePub 形式に作り変えるのはさほど手間はかからないので良い手段だと思います。

Google Adsense のクリック率向上には、設定で広告をブロック

Google Adsenseを使っていると、広告が自動で表示されたとても便利です。しかし、その一方で、自分のサイトのコンテンツに必ずしも合致しない広告が掲載されていることもあります。

例えば韓国留学情報。表示されるとありがたい広告は、ズバリ韓国留学に関するものや、もう少し広げて韓国旅行、韓国語、あるいは外国留学、旅行の手続きなどなど。

ところが、何も設定を行わないまま Google Adsense の広告を表示されると、思ってもみなかった広告が表示されることが多くあります。

基本的には2種類あるのですが、最初は「誰にでも良いから見てほしい広告」。つまりは、サイトのコンテンツにかかわらず、どこのサイトにも表示して商品やサービスの認知を図ろうという言うもので、かなり大手の企業が使う広告です。銀行とか大手小売りチェーン、パソコンの通販企業などがよく出しているようです。

もうひとつは地域をターゲットにした広告。訪問者がどこの地域からアクセスしているかを判断して、地域限定の広告を出すケースです。愛知県から訪問しているのであれば、愛知県のグルメ情報などが表示されます。

Google Adsense の特徴は、「クリックされた時だけ課金される」点にありますから、広告主の側にしてみたら、できるだけ多くの回数表示されたい、という動機があります。

韓国情報を探しにきた人が、愛知県からアクセスしていれば、愛知県のグルメ情報にも興味を持つかもしれない。それが広告を出す側のロジックでしょう。もちろんそのようなケースがゼロとは言えません。クリックされない限り広告料を支払わなくても良いわけですから、広告主はクリック率が低くても、多くの回数表示されることに賭けてきます。

ところが実際には、韓国情報を見たいと思って来ている人が、自分の関心事以外の広告をクリックする可能性は相当低いと思います。自分の行動パターンを思い浮かべてみればわかりますが、調べたいことがあって検索をかけ、たどり着いた先で「あ、この情報面白そう」と、全く違う情報を見に行くことは、かなり稀です。

つまり、サイトのオーナーの側からしてみたら、クリックされる可能性が低い広告が表示されてしまっている、ということ。

ひょっとしたらクリック単価が高い広告かもしれませんが、Google Adsense はクリックされないことにはサイトのオーナーの収入にはなりません。

仮に韓国情報サイトの広告枠が二つの場合、そこに銀行と地域限定グルメの情報が掲載されてしまうと、韓国に興味のある人がクリックしてくれそうな広告はもうサイト上にありません。これでは、クリック率は大幅に下がってしまいます。

僕がやっているのは、Google Adsense の設定画面で広告をブロックすることです。統計を見ていて、クリック率があまりに低いと感じた場合は、サイトを表示してどのような広告が表示されているかを確認します。そしてサイトのコンテンツに関係が薄い場合には、その広告のURLをブロックしてしまいます。

場合によってはすぐに Google Adsense 広告のクリック率がアップすることがありますから、お試しあれ。

ストックフォトが売れない

ストックフォトが売れない、という方も多いと思いますが、ストックフォトが売れない理由は何でしょうか?もし、PIXTAなどのストックフォト販売サイトに写真が登録できているのであれば、一定の写真技術はあるはず。原因は写真の技術ではありません。

ストックフォトが売れない原因はいくつか考えられます。

一つ目は、ストックフォトの被写体が競合が多いものを撮影している場合。人物写真やエコに関する写真、花の写真などは人気が高いので、購入者の数は多いですが、その分そうした写真を専門に撮影して登録しているプロ、セミプロの写真家も存在します。そのような人たちの上を行くのは至難の業です。

一度、自分が写真を登録しているカテゴリーや、キーワード(タグ)で検索をかけ、どの程度の技術レベルの写真が、どれくらいの数登録されているか調べてみるとよいでしょう。

二つ目は、そもそもその写真を求めている人が極端に少ないか、いない場合。あまりにニッチなカテゴリーを狙ってストックフォトを登録しても、写真を求めている人がほとんどいなくては売ることはできません。例えば非常に珍しい熱帯魚の写真とか、マニアはその写真を見たいかもしれませんが、ストックフォトとして購入してくれるかどうかは疑問です。

ただしニッチな写真は実際に登録してみないことには、求めている人がいるのかいないのかわかりません。僕自身どちらかと言えばニッチ写真を売っていますが、意外な写真に買い手が付くことも時にはあります。

ニッチ写真を撮影している人は、とりあえず多くの写真を登録するようにしてみましょう。それも、できるだけカテゴリーを増やして、いろいろな写真を登録してみましょう。いわゆるロングテールを狙う戦略ですが、ロングテールで利益を出すためには、数多くのキーワード、つまり数多くのストックフォトの登録が必要となります。

WordPressのヘッダー画像の提供を開始

ストックフォト販売の延長として、WordPressヘッダー画像(バナー)の提供を開始しました。WordPressに添付されているテーマ「Twenty Ten」で使用するように作られた画像で、サイズは 940 x 198 ピクセルです。

50円くらいで販売しようかと思ったら、DL-MARKETという販売サイトの設定が、最低200円からとなっていましたので、消費税込210円としました。

WordPress用のヘッダー画像が売れるのか?わかりませんし、調べたところ、他にWordPress用のヘッダー画像を販売しているもないようです。売れないから売っていないのか、単に誰も売ることに気が付いていないのか…それはわかりません。

ヘッダー画像を無料で提供して、サイトへ集客し、Adsense とかを貼っておく、というビジネスモデルもあるとは思いますが…いずれにしろ、あまり利益はでなさそうですね。

写真共有サイト Google PICASA の使い勝手

Google PICASAは、いわゆるネット上のクラウドサービスとして、デジタル写真をアップロードして共有したりすることができるサービスです。またそれと連動して機能する、Windows版などのコンピュータにインストールして使う写真管理ソフトもあります。

今までいくつか写真管理ソフトを試しましたが、WEBと連動させて使う、という意味でPICASAの使い勝手が一番でした。

ただ、写真の編集機能ということであれば、写真編集に特化したアドビなどのソフトにはかないませんから、簡単な写真のトリミング以外の編集にはアドビのソフトを使用しています。

PICASAの良いところは、まず、自分のコンピュータ内の指定したフォルダーの写真すべてを一覧表示して管理できること。写真には個々のタイトルをつけることができます。なお、LANで結ばれたコンピュータやストーレージにある写真は、そのままではPICASAに認識できません。でも、写真が入っているフォルダーを仮想ドライブに指定することによって、扱うことができるようになります。MACの場合は知りませんが。

そして、PICASAではそれらの写真をテーマごとのアルバムを作って、横断的に整理できること。例えば風景とか、動物とか、アルバムごとに決めたテーマで、あちらこちらのフォルダーに散らばる写真を整理することができます。

そしてフォルダーやアルバムを、WEB上で丸ごと公開する指定ができること。公開を指定するだけで勝手にアップロードが行われ、写真を編集したり、タイトルを変えたりした場合にも、すぐに反映されます。

さらに凄い機能は、アップロード時に自動でサイズを変更したり、ウォーターマーク(透かし)を入れたりできること。PICASAの場合、一定サイズ以下の写真はどれだけアップしても、ディスク使用量として計算されません。印刷を前提にしたクオリティーの写真をアップしようとするとディスクを食い、アップできる枚数に限度がありますが、印刷を前提とせず、WEBでの表示だけを考えるのであれば、サイズを制限して、その代わり無限のストーレージを無料で手に入れることができるわけです。

そうやって作ったのが写真館のサイト。写真館は、単に写真を展示するだけでなく、ストックフォト販売サイトへのリンクも設けているサイトです。つまり、サンプルサイト用に使う写真のサイズの統一や、透かしを入れる作業がPICASAを使えば無料でできてしまう、ということ。

写真館のサイトはWordPressというブログのシステムを使っています。WordPressには数多くのプラグインが発表されていますが、その中に、PICASAに登録した写真を選択して表示する、というプラグインもあります。このプラグインを使えば一度PICASAにアップした写真をブログに掲載するのもワンタッチ。

これで作業がかなり効率化しました。

ストックフォトにお勧めのデジカメPENTAX WG-1 GPS

ストックフォト用の写真を撮影するとなると思い浮かぶのか一眼デジカメ。確かに僕もソニーの一眼レフデジカメを1台使っています。と言っても最高機種ではなく、中級機種のα350。画素数が限られるので、PIXTAで販売するためのXLサイズの写真は撮影できません。

なぜソニーかって?それは以前ミノルタの一眼レフカメラを使っていて、交換レンズなどを持っているからです。ミノルタのフィルムカメラも3台くらいありますが、もう使うことはないんだろうな…

それはともかく。

確かに人物写真とかを本格的に撮りたい人には、一眼レフデジカメがお勧めなのですが、メジャーでない写真を狙っていく人にお勧めのカメラはPENTAX Optio WG-1 GPSです。僕はOptio WG-1 GPSの前の機種Optio W90を沖縄旅行とか、アウトドアへ出かけるときに持って行きます。

レンズの大きさが限られるので解像度はさほど高くありませんが、防水防塵で、水中10メートルまで潜って使うことができます。場合によっては、水槽にカメラを突っ込んで魚をパチリと撮影、なんていうこともお手の物。水中で動画も撮れるので、子どもたちも気にいって使っています。

また、下の写真のようなマクロ撮影の場合は被写体から1センチまで近づいて、レンズ周りのLEDライトを点灯する、なんていう芸当もやってのけます。

IMGP0161.JPG

人と違う写真を撮りたい人はPENTAX WG-1 GPSを是非どうぞ。

ストックフォト3枚がPIXTAで登録できず

最近PIXTAに登録しようとしてNGが出ることが多くなっています。今回も3枚がNG。ちょっと理由を紹介してみましょう。

まず杉の樹冠。この写真は「類似写真が既に多いので、よほど良い写真でない限り登録できない」という理由でした。つまり既にPIXTAに登録されている写真と似たもの、同じようなレベルのものではNGになる、ということです。

続いて山栗。この写真は「ストックフォトとしてのニーズがない」という理由でした。ニーズがあるかどうかは実際には試してみないとわかりませんが、PIXTAの担当者の判断ではそういうことになるわけで、それならば、独自に販売するしかない、ということになります。

最後はエメラルドグリーンの苔。この写真のNG理由は「タグ付けが適切ではない」でした。タグ付けが問題とされる場合、再登録にチャレンジすることができるのですが、面倒くさいですね。

タグ付けというのは、写真を探している人が写真を見つけるために使うキーワードとして機能するものです。PIXTAの場合、写真のタイトルや説明は、PIXTAサイト内での検索の対象となっておらず、もっぱらタグで検索するシステムになっています。その分タグの付け方はうるさいのが実感。

どうも検索エンジン対策(SEO)を意識しているタグ付けを考えると、PIXTAの担当者の考えるものとはずれがあるようです。PIXTAの担当者は、PIXTA内での検索のみを意識してタグ付けを求めている、という気がします。そうした特徴を踏まえた上でタグ付けをする必要がありますね。SEOはPIXTA内では検索対象にならないですから、逆に自由。その部分でSEOを考えるのが作戦としては良いかも。

サイトを増やす・サイトのコンテンツを増やす

Google Adsense で収入を増やすためにまず重要なのは、当たり前の話ですが訪問者の数を増やすこと。

訪問者を増やすための工夫にはサーチエンジン最適化(SEO)の重要性がよく言われますが、集客だけを目的とした小手先のSEOは逆に検索エンジンとしての Google が 最も嫌うことの一つです。ですからSEOに頼って仮に一時的に訪問者が増えたとしても、その状態が長く続くとは限りません。

もっと確実に訪問者を増やす方法は、コンテンツを増やすことです。要するに情報量ですね。情報量が増えれば、結果としてコンテンツの何かが検索キーワードとしてかかる可能性も高くなりますし、キーワードが共通するページ同士でリンクをしていけば、こちらも結果としてSEOとして機能するようになります。

キーワードを強くするために有効なのは、サイトのテーマをある程度絞り込むことです。例えばペットについて書くのなら、ペットに関することだけを書くサイトを用意します。自分に興味があるからと言って、いわゆる日記のように、ペットと英会話と料理を一つのブログに書いて行くと、全体としてのキーワードが曖昧になってしまいます。

つまり、複数のテーマに書くのなら、複数のサイトに分けて書く、ということですね。以前「情報を入れる箱」という話をメルマガに書きました。

この時意識していたのは、普通にHTMLを編集して作るWEBサイトでしたが、Google Adsense を中心に広告掲載を行うのであれば、むしろブログの方が手っ取り早いです。

そのわけは、まず内部リンク作りなどが相当程度自動化できることです。WEBサイトだと、新しい記事をメニューに追加したら、そのメニューが表示してある全ページを変更してアップロードしなくてはなりません。ブログは記事を自動的に追加してサイト内のリンクを作ってくれますから、手間が省略できるわけです。サイト作りにかける時間が減らせるなら、その分をコンテンツを作る時間に回すことができます。

次に、トラックバックやPIN送信など、他のブログや、ブログ検索のシステムへ新しいページの追加を知らせる手段があることです。WEBサイトの場合、そのような仕組みがありませんので、通常ブログの方がコンテンツの追加が検索エンジン等に早く認識されます。

このようなブログを、自分が書く可能性のあるテーマの数だけあらかじめ用意しておきます。ブログによっては記事が少ないところ、多いところとばらつきが出てしまいますが、かまいません。SEO的には「キーワードの濃さ」が重要ですから、一つのブログの記事を増やすより、キーワードがわかるブログを複数作る方が有利と考えられます。

また複数のブログを用意しておくと、一つの話題を複数の切り口で書く、ということもできるようになります。例えば子どもたちと休みの日にお弁当を持って出かけた場合、出かけた先の施設を紹介する記事に加え、お弁当の工夫という記事を書くことも可能です。この二つのブログをリンクやトラックバックで結んでおけば、より効果が高くなると予想されます。

例えば、子どもと一緒に出かけた元記事を、採った魚にフォーカスした記事として、環境教育イベントの特徴を紹介する記事として、そして撮影した花の写真の紹介記事として、さらにイベントで使われていた川の生物の参考書の紹介として、計5か所のブログで使っています。これらの記事の間には、トラックバックも張ってあります。つまり1日のイベント参加で5つのブログに5つの記事を書いているわけです。

河川環境楽園自然発見館のイベントへ

木曽川で魚とり

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川の生物―フィールド総合図鑑