印税収入はいくら?

私は複数の本を書きましたが、印税の額はばらばらです。共著書などだと、一度原稿料を貰っておしまい、ということが多いです。でも必ずしも印税の方が良いとは限りませんから、まあ読み進めて行って下さい。

単独で執筆した単行本だと、私が貰っている印税は、本の値段の4%から10%です。支払われ方も異なっていて、4%の方はあらかじめ印刷した本全部の印税が一括して支払われたのに対し、10%の方は売れた分に対してだけ支払われます。まあ後者が一般的なようですが。

また、印税の条件は最大10%を上限に、出版社との契約内容によって大きく違うようです。当たり前の話ですが、出版社が「売れる!」と見込んだ本は印税が高めに、「売れないだろう」と見込んだ本は印税が低めに設定されます。

私の場合、印税が10%の本はどれだけ売れても10%ですが、印税が4%の本は増刷されたら、それ以降6%になる契約です。これを書いている現在、第二刷で、あと400冊あまりの在庫がはけずにいるところが厳しいのですが。

また出版はしたものの、最低線は印税収入ゼロ、というものもあります。自費出版にするよりはましだったか、という程度にしかなりませんが、無名の著者だと、多くの場合、初版を売り切って増刷されたらそこで初めて印税が4%とかいう設定がされているようです。

印税収入で暮らせるか?

世は金持ちになるノウハウ、起業のための本の花盛り。不労所得という言葉もあちらこちらで目にします。かくいう私も「金持ち父さんシリーズ」には目を通していますし、まあそれもあって自分なりのマネーサイトを作ろうと思い立ちました。

そして多くの収入の多角化に関する本などを読むと、必ずと言って出てくるオプションが印税生活です。本を書いて、売れ続ける限り一定割合の印税収入があるわけですから、確かに実現すれば言うことなし。いったん出版されれば文句なしの不労所得になりますから、夢みる人も多いでしょう。

しかし印税生活の現実は甘くはありません。

かく言う私も単行本を数冊、共著書を数冊、翻訳本を数冊出して、印税や原稿料を受け取っていますし、本を出版したいという相談も時々受けますから、印税収入の自分の経験を少し書いてみましょう。なお、印税生活の参考書はこちらに紹介してあります。

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