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電子コンテンツの種類

では電子コンテンツにはどのような種類があるのでしょうか。多くの種類がありますし、複数の種類を組み合わせてコンテンツを構成することもあります。例えば当サイトは、文章と画像(イラストや写真)を組み合わせて構成されています。代表的なものを作成方法別に以下に紹介します。

文章

電子ブックやWEBサイトの中核をなすのが文章です。まとまったサイズの文章だと、パソコンのワープロソフト、ホームページ作成ソフトやエディターなどで作られることが多いです。

昨今はブログやFacebookなどのソーシャルネットワーク、レシピの投稿サイト、あるいはQ&Aサイトのように、インターネット上で直接書かれることも多くなっています。

写真

デジタル方式で記録された写真です。現在であれば、ほとんどの人がデジカメやスマホなどで撮影しています。古い写真もスキャナーを使ってデジタル化できますし、昔のネガやスライドなども、フィルムスキャナーを使うとデジタル化することができます。

カメラではなく、スキャナーを使って取り込んだ画像も一種の写真と考えて良いと思います。医療用の各種機器でもデジタル写真が多用されていますが、一般の人が使うものではないですね。

イラスト

イラストにはパソコン上でソフトを使って描く、最初からデジタル化されたイラストと、手で描いたものをデジカメやスキャナーを使ってデジタル化したものとがあります。

また、パソコン上でイラストを描く場合には、図形の形や色の組み合わせを情報として記録し、画像のサイズなどを容易に変更できる「ベクター画像」と呼ばれるものと、画像の各ドット(ピクセル)ごとの色を記録していて、画像のサイズを変えると荒くなったりしてしまう「ラスター画像」とがあります。

下のTシャツに使った雪だるまのイラストは、アドビ・イラストレーターというソフトを使って「ベクター画像」として作ったものです。これを「ラスター画像」(この場合は.pngフォーマット)に変換して登録してあります。

雪だるまTシャツ

手描きのイラストをスキャナーにかける場合に得られる画像は、ラスター画像です。ちなみにラスター画像でよく使われる「.jpg」という拡張子のファイルはデジカメ写真でも使われています。つまり、デジカメ写真は実写のラスター画像だということです。

書道・絵画

書道や絵画もスキャナーやカメラを使ってデジタル化すれば、手描きのイラストと同じです。パソコン上での作業は苦手だけど、書道や絵画の心得がある人は、まず自分の手で作品を作れば良いのです。あとはスキャンするだけ。以下の漢字Tシャツは、手書きの書をスキャンして、Tシャツの柄として使ったものです。

漢字Tシャツ

動画

以前は動画撮影と言えばビデオカメラでしたが、現在はデジタルカメラやスマホ、タブレットや携帯用のゲーム機でも動画の撮影ができます。

また、パソコンやゲーム機の画面をキャプチャーした動画もあります。昨今私の息子たちは、YouTubeで他人がプレイするゲーム画面をキャプチャーしたものを一生懸命見ています。私には何が面白いのかさっぱりわかりませんが。
現在は動画撮影のプロでなくても気楽にYouTubeやFacebookなどで動画公開ができます。簡単な動画編集なら、WEB上のサービスや、パソコンやスマホのおまけソフトなどでもできてしまいます。

音楽・音声

カセットテープやレコードの時代の音楽・音声はアナログ録音でしたが、CD以降ネット配信の時代はデジタルです。音楽・音声にも実際に録音して作るものと、ソフトを使って機械的に作りだすものがあります。もちろん、この二つを重ねるものもあります。

生の音楽や音声を記録するにはミュージシャンがスタジオで使うような本格的な機器もありますが、素人に使えるのはスマホやパソコン、あるいは簡易なボイスレコーダーなどでしょうか。ソフトを使えば動画から音声だけを取りだすことも可能です。

素人ではCD音質の音楽をWEB配信するのは難しいでしょうけれども、着信用のメロディーや、効果音などの素材であれば、音楽・音声ファイルを作成して販売することも可能だと思います。

またかつては、音符をデータ化したMIDIと呼ばれる電子楽器を演奏するためのファイルが使われていましたが、最近あまり見かけなくなりました。

その他特殊なスキルが必要なもの

以上に紹介したものは、誰もが持っている機材や、簡単に手に入るソフトなどを使って、クオリティを問わなければ誰にでも作ることができる電子コンテンツです。これら以外に、ある程度のスキルや特殊な機材・ソフトがないとできない電子コンテンツもあります。

例えばコンピュータ用のソフトやスマホ用のアプリなど。プログラミングの技術と、それ用のソフトなどがないと作ることができません。また、今後伸びるかもしれないものに、3Dプリンター用のデータなどがあります。こうしたものはプロ・セミプロの人たちが手を出す分野です。このサイトでは当面取り上げる予定はありません。