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電子コンテンツを作るのは簡単

「電子コンテンツの利点はわかるけど、自分にできるの?」と思われるかもしれません。無論人によって得手不得手があり、能力に差がありますから、誰もが大成功できるわけではないのは、他のビジネスと同様です。でも、電子コンテンツの場合は、他のビジネスよりはるかに敷居が低いのです。欲張らなければ誰にでも商品を作って売ることができます。

この雪だるまのTシャツを見てください。

雪だるまのTシャツ

このTシャツはUpsoldというサイトで販売していたものです。Upsold ではTシャツなどの商品として販売していますが、私がすることはUpsoldにデザインを登録しておくことです。つまり私が直接Tシャツを売っているのではなく、私はデザインを売っています。訪問者はUpsoldで気に入ったデザインが入ったTシャツやバッグなどを購入することができます。(Upsoldなどのショップについては後ほど解説します。)残念ながらUpsold は営業をやめてしまいましたが、他のTシャツ販売サイトでも基本は同じです。

さて、注目していただきたいのは雪だるま。「子どもの落書きか?」と思われるくらい稚拙なデザインですが、このTシャツが1枚売れました。

私のしたことと言えば、PCのお絵かきソフトを使って○と太い線を組み合わせて雪だるまにしただけ。数分の作業です。絵心のある当社のスタッフは「何これ~!」と馬鹿にしていましたし、このTシャツが売れた時には「何でこれが売れるの~!」と驚いていました。世間は広いのです。この雪だるまTシャツに2千円以上払う人も、世の中には存在しました。

「電子コンテンツ」なんていうと大げさに聞こえますが、この程度のデザインであれば「自分にはできない」と思う人の方が少ないのではないでしょうか?無論、電子コンテンツであっても凄く売れる商品を作るのは容易ではありません。しかし、「売れたらラッキー!」というくらいのつもりで、簡単な商品から始めてみれば良いのです。