『スティーブ・ジョブズ1・2』も電子版は約4万部

ある新聞社のホームページを見ていたら、「紙の本が100万部突破の『スティーブ・ジョブズ1・2』も電子版は約4万部」という記事がありました。

スティーブ・ジョブズを読む人ならiPhoneとか持っていそうで、電子ブックを読む環境もありそうなものですが、それでも電子版が出た数は紙の本の約25分の1。「まだそれくらいなんだ」というのが正直な感想。

まあ僕自身、楽天KOBOを購入したものの、無料の本ばかり入れてあって、読みたい本が見つからなかったこともあって、まだ一冊も電子ブックを購入していません。今来ている海外出張には紙の本は10冊以上持ってきたのですが。(ちなみに楽天KOBOサイトが海外から使えない話はこちらに掲載してあります)。

楽天KOBO Touchは海外から日本の書籍が買えない

翻って、自分が作って販売している電子ブック。Pubooでも売っていて、どちらもあまり売れませんが、でも上の比率をあてはめると、4冊売れていたら紙の本で100冊換算。自費出版本と考えたら、これくらい買って貰えたら悪くはありません。

とは言っても、いくら電子ブックの方が利益率が高い、と言っても、これくらいの販売数ではご飯は食べられません。スティーブ・ジョブズの電子版の利益が一冊500円とすると4万分で2千万円ですから、いずれにしろこれくらいのベストセラーを出さないことには、紙の本であれ電子ブックであれ、生活するには不十分、ということですね。

パブー(Puboo)の「外部ストア連携機能」

Puboo でも電子書籍を販売していますが、悩みはあまり売れないことと、売れても販売手数料が高いこと。このため、どちらかと言えば放置してあったのですが、Puboo が発表した新機能はちょっと魅力です。

それは、「外部ストア連携機能」といい、第一弾として楽天KOBOの書店で、Pubooに登録してある本が自動的に販売できる、というもの。PubooとKOBOではメジャー感が随分違いますから、早速この機能を設定しました。設定と言っても、チェックボックスをクリックするだけですが。

実はPubooからの連絡メールにもろくに目を通していなかったので、この機能のリリースも知らずにいました。たまたま日本人で電子ブックを自己出版している人の記事を見つけて、興味を持って読んでいたら書いてありました。参考になりますね。