LINEスタンプの作り方 - やっとレビューが

LINEスタンプを作って、LINE Creators Market に登録して一ヶ月。やっと販売可能かどうかの審査が始まりました。

審査の基準は明らかにされていませんが、基本的にはガイドラインに則っているかどうか、他者の著作権の侵害などはないか、スタンプに使うイラストのクオリティーがお粗末ではないか、などが審査されるのではなかろうかと思います。

しかし考えてみると、ラインスタンプは40枚のイラストを作って登録しても、1セットの価格は100円。作者が受け取るのは50円にしかなりません。よほどヒットしない限りは、イラストを作成する労賃も出ませんね。自分の楽しみか、話題作りのためにやるのでなければ。

Lineスタンプの登録と審査

Lineスタンプの登録は、まずスタンプの名称や説明の登録から始めます。画像は後から追加できるので、まずはどのようなスタンプを作るかを決めて、名称や説明だけ登録作業を開始できます。

スタンプの名称や説明を登録し、デザイナー名を登録、支払情報(法人個人の区別や銀行口座など)の情報も登録すると、Lineスタンプ用の画像が登録できるようになります。Lineスタンプ画像から先に登録することはできませんので要注意。

スタンプの説明はセットごとで、一枚の画像ごとの名称や説明の登録はありません。

必要なLineスタンプ画像42枚全てを登録して、スタンプの名称などを確認したら、そこで初めて審査の申し込みを行います。審査の申し込みボタンを押さないと、審査へは進みません。つまり、Lineクリエーターズ・マーケットにログインして画像を登録するプロセスは、どちらかと言えばまだ編集作業の延長であり、自動的に審査対象になるわけではない、ということです。

とりあえずLineスタンプを1セット作り審査の依頼を行いました。審査に何日かかるのかはわかりませんが、進展(販売開始あるいは審査落ち)があったら、またこのブログで報告したいと思います。

line スタンプの作り方

Lineスタンプの作り方を前の投稿で書きました。この時はまだLineスタンプを登録することはできなかったのですが、現在はLineクリエーター登録して、スタンプを登録することができるようになっています。新たに公開されたLineのガイドラインを見ると、前回書いたLineスタンプの作り方からは修正点があります。

LINEスタンプの作り方

それは画像のサイズ。前回はスタンプ画像の横と縦のサイズが逆になっていました。正しくは、横が最大370ピクセル、縦が320ピクセルのようです。画像の周辺のスペースは10pixelは確保するように求められています。

メイン画像 スタンプ画像 トークルームタブ画像
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:240×240 pixel
必要数:40個
フォーマット:PNG
サイズ (最大):370(横)×320 (縦)pixel
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:96×74 pixel

この基準で作ったのが以下の画像。これは縦横とも320pixelで作ってあります。

赤出目金Lineスタンプ

また、画像ファイルは一枚ずつ登録して行く場合には関係ありませんが、zipファイルに圧縮して一度に登録する場合には、それぞれの画像ファイルの名前を指定のものにしなくてはいけません。以下を参考にしてください。一枚ずつ登録して行く場合にも、このような名称にしておけば管理が容易になるかと思います。

メイン画像 スタンプ画像 トークルームタブ画像
main.png 01.png から40.png tab.png

LINEスタンプの作り方

LINEが面白いサービスを始めます。LINEの中で販売されるスタンプ、英語では「ステッカー(Stickers)」を作成して登録できるというもの。LINEは登録をしていてもほとんど使っていないのが現状ですが、自分の作品を販売できるとなると、話は別。ちょっと調べてみました。ちなみに、スタンプの価格は1セット100円。その内の50円が登録者の取り分になります。

まず、LINEスタンプでは42個の画像を一セットにして登録する必要がありますが、詳細が書かれているのはここ

テキスト情報がこれ以外にありますが、必要な画像のスペックだけとりだすと以下のよう。

メイン画像 スタンプ画像 トークルームタブ画像
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:240×240 pixel
必要数:40個
フォーマット:PNG
サイズ (最大):370(横)×320 (縦)pixel
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:96×74 pixel

すべてPNGフォーマットですね。PNGというのは背景色を透明に指定できる画像フォーマット。

スタンプ画像のサイズは370X320ですが、これは思っていたより大きいですね。下の画像が370X320のもの。実際には上下左右に余白を含んでいます。

赤デメキンでは、このサイズの絵をどうやって描くか。最初はもっと小さいかと思っていたので、それならドット絵の世界かと思ったのですが、このサイズではそうではないですね。

腕に覚えのある人なら、ペイントソフトを使っても良いでしょうけれど、1セット42枚の絵は統一感が必要です。例えば同じキャラクターのいろいろな表情を作るとか。それであれば、Adobe Illustrator のようなベクター画像でパーツの使い回しをし、少しずつ変えて行くのが良いように思います。スタンプを販売して得られる利益は1セットあたり50円ですから、スタンプを作るだけのために Adobe Illustrator を購入していたのでは、なかなか元が取れませんが…