ストックフォトが売れない

ストックフォトが売れない、という方も多いと思いますが、ストックフォトが売れない理由は何でしょうか?もし、PIXTAなどのストックフォト販売サイトに写真が登録できているのであれば、一定の写真技術はあるはず。原因は写真の技術ではありません。

ストックフォトが売れない原因はいくつか考えられます。

一つ目は、ストックフォトの被写体が競合が多いものを撮影している場合。人物写真やエコに関する写真、花の写真などは人気が高いので、購入者の数は多いですが、その分そうした写真を専門に撮影して登録しているプロ、セミプロの写真家も存在します。そのような人たちの上を行くのは至難の業です。

一度、自分が写真を登録しているカテゴリーや、キーワード(タグ)で検索をかけ、どの程度の技術レベルの写真が、どれくらいの数登録されているか調べてみるとよいでしょう。

二つ目は、そもそもその写真を求めている人が極端に少ないか、いない場合。あまりにニッチなカテゴリーを狙ってストックフォトを登録しても、写真を求めている人がほとんどいなくては売ることはできません。例えば非常に珍しい熱帯魚の写真とか、マニアはその写真を見たいかもしれませんが、ストックフォトとして購入してくれるかどうかは疑問です。

ただしニッチな写真は実際に登録してみないことには、求めている人がいるのかいないのかわかりません。僕自身どちらかと言えばニッチ写真を売っていますが、意外な写真に買い手が付くことも時にはあります。

ニッチ写真を撮影している人は、とりあえず多くの写真を登録するようにしてみましょう。それも、できるだけカテゴリーを増やして、いろいろな写真を登録してみましょう。いわゆるロングテールを狙う戦略ですが、ロングテールで利益を出すためには、数多くのキーワード、つまり数多くのストックフォトの登録が必要となります。