LINEスタンプを海外へ

当たり前のことながら、インターネットですから、LINEは世界中でサービスが提供されています。日本で登録するLINEスタンプは、当然日本人が一番買って使うだろうと勝手に思っていましたが、実際はさにあらず。

LINE国別利用

上のグラフを見ていただければわかりますが、当方で作っているLINEスタンプの一つが、どこの国で使われているかを示すものです。このLINEスタンプは日本よりも圧倒的にタイや台湾で使われていることがわかります。つまり、タイや台湾の人たちの方が多く買っている可能性が高い、ということ。

別のLINEスタンプは日本での利用の方が多いですから、やっぱりキャラクターなどの好みが文化によって異なる、ということでしょうか。

となると、最初から海外の市場を狙ってLINEスタンプのデザインをする、というのが有効だと思われます。では、海外でうけるキャラクターは…というと、どうやって調べたら良いのかわからないのですが。

LINEスタンプは売れるか?

LINEスタンプを作って売ってみましたが、利益への道はやはりなかなか厳しいようです。報道によると、LINEスタンプを作って1千万円売りあげた人もいるとか。でもそのような人は、まずスタートダッシュでライバルも少ない間に駆け抜けていると思います。

現在既にLINEスタンプの数は1万近いと思われます。要はLINEユーザーは同じようなスタンプを使うことなく、選ぶことができるということ。いくら人気のスタンプでも、友達全員が同じようなものを使っていたら興ざめでしょうから、ある程度売れたら、売上はぐっと下がるのではないかと思います。

初期の頃に販売額上位にあったLINEスタンプの順位を調べてみましたが、かなり下がっていました。それでも私のスタンプよりは随分上ではありますが…

と言うわけで、私の売り上げ公開。

LINE売上

緑のラインは2014年8月に販売開始になったもの。開始直後に少し売れて、その後はあまり売れないことがわかります。オレンジ色のラインは6月に販売になったもので、こちらはポツンポツンとしか売れていません。販売2ヶ月でこのありさまです。

LINEスタンプは利益の合計が1万円を超えないと報酬が支払ってもらえませんから、大人気のスタンプを放てない一般人には、支払ってもらえる基準をクリアするだけでも一苦労だということがわかります。

Lineスタンプの作り方 2つ目のスタンプが発売に

先日、審査を落ちたLINEスタンプを作りなおし、再審査を申し込んでいたのが通りました。LINEスタンプとしては二つ目の販売。今回の修正は、よく似たパターンのスタンプを変更して、バラエティを増やしたこと。

LINEスタンプ金魚

二つ目のスタンプを登録したら、一つ目のスタンプの売上が下がりました。今回は金魚で前回はカエルですから、競合するデザインとも思えませんから不思議です。販売の出足は今回の方が速いかも。