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他人のコンテンツを使う・買う

当サイトでは文章やイラスト、写真などのコンテンツを使って素人が利益を得る方法について書いています。基本的に想定しているのは、自分の文章や写真、イラストを収益化することですが、収益化できるのは何も自分で作ったコンテンツだけとは限りません。自分一人で作り出せるコンテンツには限りがあります。他の人のコンテンツも利用ができれば、チャンスは広がります。インターネット上では、コンテンツの置き場は非常に安価に確保できる一方で、コンテンツが多い方が利益に繋がる可能性が高くなるからです。コンテンツを増やす方法として、他の人のコンテンツを利用しましょう。

例えば私は自分の息子たちの描いたイラストをスキャンしたり、あるいはそれを原画にパソコン上のお絵かきソフトできれいに仕上げて、Tシャツを作っています。例えば下のTシャツは小学生の息子が描いたホウセキゾウムシという日本にはいない昆虫のイラストです。色鉛筆で描かれたものをスキャナーで取り込みました。息子は特にTシャツにするためにイラストを描いたわけではありませんが、面白いので採用しました。パソコン上で色のはみ出しなどは若干修正しましたが、それ以外はオリジナルのままです。ちなみにこのTシャツは1枚売れています。

ホウセキゾウムシのTシャツ

その他には友人がヘラクレスカブトやオオクワガタを飼育していましたので、それらを写真に撮らせて貰い、やはりTシャツにしました。生き物というコンテンツをデジタル化して利用したわけですね。カブトムシなどの昆虫は、好きな人は好きですから、そのような人を潜在的な購入者として想定しました。自分では素材(つまり生きているムシ)を持っていませんから、友人の趣味を使わせていただきました。

また、会社としては社員やその知り合いの方達の得意分野で、WEBサイトのコンテンツやブログを書いて貰っています。ホームベーカリーのレシピのサイトは当社の社員が実際にパンを焼いて、それを記事にしています。パンを焼くのは社員の自宅ですが、小麦粉やイースト菌などは経費として会社で購入しています。韓国留学情報のサイトは、韓国在住のセミプロのライターの方たちに執筆をお願いしました。

社員が勤務時間中に書いている分には仕事の一部ですが、友人や、社員の知り合いの人たちに執筆を依頼する時には、原稿料を支払っています。原稿料といっても、実際には当人の希望に応じて現金でお支払いする場合と、図書券やアマゾンのギフト券でお支払いする場合があります。

当社がお支払いする原稿料は、WEB1ページあたり千円から2千円です。プロやセミプロのライターさんにお願いする場合や、特殊な技能の必要な話に関しては2千円お支払いしています。それ以外、普通の主婦の方にレシピを書いていただいたり、地域情報を書いていただいたりした時には千円お支払いしています。小さなお子さんがいて外で働けない専業主婦の方などは、自宅で作業してお小遣いになるので、結構喜ばれています。

利益のシミュレーションをしてみましょう。例えば1ページ千円お支払いして10ページのコンテンツを作ったとします。支払った金額は1万円です。仮に毎月の利益が200円しかなかったとすると、元を取るためには50ヶ月かかります。長いようですが4年ちょっと。つまり5年目から以降はずっと利益になる(可能性がある)ということです。もし毎月の利益が500円であれば、20ヶ月。2年目の終わりからは利益が出始めることになります。そして利益が出始めたら、それ以降は僅かばかりのサーバー代などを除くと支払はなく、僅かずつでもずっと利益を出し続けてくれることになります。

例えば1ヶ月に500円稼ぐWEBサイト、あるいは電子ブックなどを20個持ったとしましょう。1ヶ月の売上は1万円。1年間だと12万円。少ないようにも見えますが、一度作ったWEBサイトや電子ブック、あるいはTシャツのデザインなどは、放置するだけで利益を出し続けてくれます。あとは暇を見てコンテンツを増やして行けば、収入もゆっくりとですが上昇して行きます。

他の人のコンテンツを購入するのは、こうした「コンテンツ(商品)の数を早く積み上げて行く」ための有効な手段です。コンテンツの作り方に関してはじっくりコンテンツのサイトを参照してください。