まめに投稿

私の場合、一般紙への投稿というのはほとんどしたことがないですが、専門分野の雑誌などには時々寄稿して採用してもらっています。

そうしていると、誌面に穴があるときなどに「書いてくれませんか?」という依頼が来たり。そんな時のためには普段からちょこちょこ書き溜めていると便利ですね。

例えば書評とか。専門書の書評を書きとめておいて専門誌に送ります。そうすると誌面に穴が開いている時などに、結構掲載してもらえたりするのです。我ながらせこいですねえ。

そんなことをしているうちに単行本ではありませんが、原稿の依頼もちょこちょこ来るようになることでしょう。専門誌ではない雑誌の書評欄を頼まれたこともありますし。私が一度も買ったことのない社会派の有名雑誌でした。でも2度目の依頼は来ませんでしたが…。

それ以外には専門書の共著書の一部の原稿を依頼されたり。こうしたものはすべて原稿料をいただいて清算ですが、既に書いたように下手に売れない本で印税をもらうよりは、費用対効果はこの方が高いのです。

仮に原稿料が2万円にしかならないとしても、4%の印税しかもらえない1800円の本なら、約280冊分です。原稿料を馬鹿にしてはいけません。原稿を依頼されるくらいの実力を身につけましょう。

また私は専門分野の月刊雑誌に連載を頼まれたことがあります。1年半くらいでしたか。金額的にはさほど多くはなく、1回に税金を引かれて手元に残るのは2万円くらいでしたが、もしもっと売れ筋の雑誌で原稿料が高いところに、かつ複数連載が持てるようになれば、何とか暮らしていける程度の収入は確保できるかも。

でも繰り返しますが、ライターは不労所得者ではありません。時間と労働の切り売りです。